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FXで逆張りとは?なぜ勝てない?チャンスに見えても危険かも!

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この記事で解決できるお悩み
  • FXの逆張りとは?
  • 逆張りでは勝てない?
  • 逆張りで勝つためにはどうしたらいい?
  • 順張りのほうが勝てるの?

投資は「安値で買って高値で売る」ことが基本なので、逆張りのほうが儲かると考えがちです。

でも実際にやってみると「逆張りって難しい!」と痛感します。

そこでこの記事では、「逆張りとは?」という基本から「なぜ逆張りで勝てないの?」について解説していきます。

最後まで読んでもらえれば、逆張りで勝つコツが分かるようになりますよ!

FXにおける「逆張り」とは?

(Trading View/ドル円日足チャート)

FXの逆張りとは、相場の流れやトレンドと逆行する取引をすることを言います

逆張りの例
  • 上昇相場のときに「売り」でエントリー
  • 下落相場のときに「買い」でエントリー

上手に取引ができれば「安値で買って高値で売ることができる」ので、大きな利益を上げることができます。

また瞬間的な反発で利益を上げることができるので、スキャルピングトレーダーなど短期売買を得意とする投資家に人気の取引手法です

FXにおける順張りとは?

FXの順張りとは、相場の流れやトレンドに沿った取引をすることを言います。

順張りの例
  • 上昇相場のときに「買い」でエントリー
  • 下落相場のときに「売り」でエントリー

逆張りとは違い、順張りはスキャルピングトレーダーよりもスイングトレーダーなど保有期間が長めの投資家に向いている取引手法です。

FX初心者が逆張りで勝てない3つの理由

FX初心者が逆張りトレードで勝つのは、とても難しいことです。

なぜ逆張りは難しいのでしょうか。

逆張りで勝てない理由
  • 値ごろ感だけでトレードしてしまう
  • エントリーチャンスが無数にあると錯覚している
  • 損切ができない

順番に見ていきましょう!

1. 値ごろ感だけでトレードしてしまう

初心者は値ごろ感だけで逆張りトレードをしてしまい失敗してしまうことがあります。

こんなこと考えたことありませんか?

  • 150円は超えないだろうな・・・
  • 先週5円下落したから、今週は上昇するかな・・

このような根拠だけでは、逆張りで勝つことはできません。

値ごろ感はもちろん大切ですが、それだけでなく後段の「ファンダメンタルズ」や「インジケーター」など複数の根拠を掛け合わせてエントリーを判断するようにしましょう。

2. エントリーチャンスが無数にあると錯覚している

FXはどんな相場でも一方向に行くことはないので「逆張りは儲けられるチャンスは無数に存在する」と考えている初心者トレーダーは多くいます。

でもそれは大きな間違いです。

逆張りのエントリーチャンスは無数?
  • 振り返ってみたときに「逆張りで儲けられた値動き」はたくさんある
  • でも「勝率の高いエントリーチャンス」は数少ない

逆張りは値動きの逆行するタイミングを予想する取引なので、勝率は必ずしも高くはありません。

そのため逆張りで勝つためには勝率を上げるためにエントリータイミングを厳選していくことが重要です。

3. 損切ができない

逆張りでは「損切」がとても大切になります。

逆張りで損切ができないと・・・
  • 逆張りで損をするのは、相場の流れが継続しているときです。
  • そのため、損失は拡大していく可能性が高くなります。

相場の流れが継続しているのであれば、早期にポジションを解消することで損失を最小限にとどめなければなりません。

ただ初心者は「いつか戻ってくるだろう」と考え損切できず、逆張りで負けてしまいます。

逆張りのコツは?勝つための5つの方法

では、どうしたら逆張りで勝てるのでしょうか?

私が考える5つの方法を紹介します。

レンジ相場を狙う!

逆張りにはレンジ(ボックス)相場が向いています。

レンジ相場で逆張りが勝ちやすい理由
  • レンジ相場は一定の幅で動くため、値動きの幅をつかめば売り時・買い時はシンプル!
  • 「レンジの下限で買い・上限で売る」ことで簡単に儲けられる

逆張りトレードは、勝率の高いエントリータイミングを見極めることがとても難しいため初心者には向きませんが、レンジ相場なら話は違います。

むしろ大切なのは「現在の相場がレンジ相場なのかを判断すること」です。

「トレンド相場なのか、レンジ相場なのか」を見極めることができれば、逆張りでも勝つことができるでしょう。

損切ポイントをはっきりしておく!

逆張りでも順張りでも、エントリー前に損切ポイントを決めておくことは大切なことです。

とくに逆張りで勝つために損切は避けては通れません。

損切は勇気がいることですし、「いつか戻ってくるだろう」も初心者が通る道です。ただそれを乗り越え、損切がきちんとできるようになれば、初心者トレーダーを卒業できる一歩なりますよ。

ファンダメンタルズを意識する!

ファンダメンタルズを伴った強いトレンド相場での逆張りはやめましょう!

例えば、2022年3月からの右肩上がりのトレンド相場です。

2022年からの上昇相場

次のような中央銀行の姿勢の違いにより、ドル円は2年間にわたり上昇を続けました。

  • 米国では歴史的な高インフレが起こり、FRBは利上げを開始した
  • 日本でも物価上昇は上昇したものの、日銀は利上げを行う姿勢が見られなかった

このような本質的な値動きにつながるようなファンダメンタルズで逆張りするのではなく、日銀による為替介入のような一時的な値動きに対して逆張りをすると成功できる確率があがるはずです。

月末は逆張りに向かない!

月末の為替は、月末フローといわれる特殊要因で動くことがあります。

月末フローとは?
  • 企業などが外貨建て資産を自国通貨建て資産に戻す
  • 機関投資家がポートフォリオのリバランスをする
  • 機関投資家が利益確定をする

このような要因で動く月末は、テクニカルもファンダメンタルズも関係ない値動きをすることから根拠をもった逆張り・順張りが難しくなります。

そのため「月末は一切トレードしない」と決めてしまったほうがいいでしょう。

トレンド転換を狙う!

長くFXを経験していても何度も巡り合わないのがトレンド転換ですが、巡り合うことさえできれば格好の逆張りトレードのタイミングです。

例えば、上のチャートの丸で囲ったようなポイントになります。

トレンド相場の期間は順張りでエントリーしながらも、丸で囲ったポイントのようにトレンド相場はいつか終焉を迎えるので、そのタイミングで逆張りできると大儲けすることができますよ!

FXは「逆張り」よりも「順張り」のほうがいい?

FXにおいて、逆張りよりも順張りのほうが優れているということはありません。

[順張りのメリット・デメリット]
メリットデメリット
・トレンド相場に向いている
・流れにのるだけなのでシンプル
・初心者にもわかりやすく勝ちやすい
・トレンド相場はなかなかやってこない!

重要なことは、「逆張り」と「順張り」のそれぞれの特徴を理解し使い分けることです。

今の相場の状況を理解し、どちらでエントリーするほうが勝ちやすいのかを判断することができれば、FXの勝率があがっていくことでしょう!

逆張りのみでも勝てる?

逆張りの特徴を理解しトレードすれば、逆張りのみでも勝つことはできます。

ただ繰り返しにはなりますが、順張りと逆張りを組み合わせることで不要なトレードが減り、勝率があがっていくことでしょう。

「逆張り」に使える3つのインジケーター

最後にFXには、逆張りのタイミングを教えてくれるインジケーター(統計データ)があります。

どれも必ず当たるわけではないのですが、とても参考になるので逆張りを狙ってみたいという方は要チェックです。

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは多くのFXトレーダーが使っているインジケーターです。

ボリンジャーバンドとは?
  • 標準偏差のことで、なじみのある言葉だと「偏差値」です。
  • ±1σに収まる確率:68.2%
  • ±2σに収まる確率:95.4%

Trading View:ドル円日足チャート)

ボリンジャーバンドのトレード活用法
  • ボリンジャーバンドの幅が拡大するとき:順張り
  • ボリンジャーバンドの幅が縮小するとき:逆張り

上のチャートで逆張りを狙うタイミングは、黒丸のポイントです。

必ず下がる相場が反転するわけではないですが、ボリンジャーバンドの幅が縮小するときには値動きが逆行する可能性があります。

RSI

(Trading View:ドル円日足チャート)

ボリンジャーバンドと並んで逆張りをするトレーダーに使われているインジケーターが「RSI」です。

RSIとは?
  • 「買われすぎ」・「売られすぎ」を表す指標のこと。日本語では「相対力指数」です。
  • RSI:70以上=買われすぎ
  • RSI:30以下=売られすぎ

上のチャートで黒で囲ったポイントでは、「買われすぎ」「売られすぎ」のサインがでているので、このタイミングで逆張りをすると儲けられたことになります。

移動平均線

(Trading View:ドル円日足チャート)

最後に紹介するのが移動平均線です。なじみのある人も多いのではないのでしょうか。

移動平均線(SMA)とは?
  • 代表的な移動平均線は、25日(短期)・75日(中期)・200日(長期)です。
  • 移動平均線は相場の流れを把握するのに役立ち、「移動平均線が上向き方向であれば上昇相場」「移動平均線が下向きであれば下落相場」となります。

この移動平均線にタッチしたタイミングで、値動きが反転することがあります(上のチャートの赤丸箇所)。

移動平均線を上(下)抜けたりしたときは、短期間で大きく相場が動く可能性があるので、そのような時は順張りに切り替えるなど臨機応変に対応することが大切です。

End.