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- 新人は定時で帰ってもいい?
- 先輩社員よりも先に帰りにくい
私の新入社員時代には仕事もないのに定時で帰りづらくて、先輩社員が帰るのを待っていたり、19時くらいまで残っていたら何も言われないかななどと考え残業していました。
意外と今でも同じように悩む新入社員は多くいるようです。
そこでこの記事では、定時で帰りづらい新入社員に向けて「新人は早く帰ってはいけないのか」について解説していきます。最後まで読めば、誰でもできる「明日からできる定時で帰るための工夫」が分かるようになりますよ。
他の新人はこんなことに悩んでいます!
新人こそ誰よりも早く帰ろう!
新入社員は、上司や先輩社員より早く帰っても問題ありません。
ただ「新人は早く帰りづらい」「定時で帰ってもいいという雰囲気ではない」という声がよく聞こえてくるように、仕事が終わってすぐに帰ることができない人が多くいます。
この原因は「空気の読みすぎ」にあると思います。
空気の読みすぎ?早く帰らない新人に対する周囲のホンネ
早く帰らない新人に対して周囲はこのように思ってます。
- なんで早く帰らないんだろう?
- 仕事が残ってるのかな?
- なんか仕事してるんだろうな。
このように仕事があるから帰らないのであって、仕事がなければ会社に残らずにさっさと帰ればいいのです。
会社によっては新人のころから仕事を任せることもあるかもしれませんが、そのような会社以外は基本的に新入社員は「定時で帰れるくらいの仕事」か「先輩社員よりも少ない仕事」しかありません。
それにもかかわらず「新人が帰りにくい」というのは、新人側の「空気の読みすぎ」に他なりません。
空気の読みすぎにならないためにも次のようなことを意識しましょう!
- 新人は定時に帰ることが仕事
- 仕事がなければ帰る
- 残業は会社のコスト
もし仕事もないのに「あいつ新人のくせに早く帰りやがった・・」なんて本音で思っている上司や同僚がいたら、そんな職場は早く見切りをつけたほうがいいかもしれません。
よくある会社の帰りづらい雰囲気3選
「新人こそ誰よりも早く帰ろう!」と言っている私ですが、新入社員時代には皆さんと同じように「帰りづらい・・」と思って仕事もないのに残っていた経験があります。
では、どんな環境が「帰りづらいという雰囲気」と感じ取ってしまうのか、私の経験をもとに「空気の読みすぎ」を生んでしまう原因をまとめてみました。
①定時になっても誰も帰らない
代表的な環境は、「定時になっても誰も帰らない」ということではないでしょうか。
日本人は周囲からの目を気にする傾向にあるといわれますが、会社の社風や社会人としてのふるまいなど、まだ会社に慣れていない新人は、周りからの目が気になってしまう時期です。
みんな残業をしているのに誰よりも早く帰ると「あの新人やる気がないな」などと思われて、評価が下がったり、周囲との関係が悪化したりするのではないかと心配になります。
でも新人の評価は、残業時間ではなく、就業時間中の能動的な態度や覚える速さなどで決まるものですよ。
②長く働く人ほど仕事をしてる感がある
もう一つの代表的な環境は、「長い時間働いている人ほど頑張っている」と言われてしまうことでしょう。逆にいえば、「早く帰る人は仕事をしていない」ということになります。
事実、優秀な人に仕事が集中してしまうこともおおく、結果として「優秀な人は長い時間働いている」かもしれません。
ただそれは優秀であるからこそであって、「長い時間働いていれば優秀(評価が上がる)」というわけでもなく、むしろ「残業をせずに結果を出せる人」が最も評価されるべきです。
長く働けば仕事をしてる感が出るかもしれませんが、そんなことで頑張っているかどうかを評価される会社で働く意味なんかないですよ。
③事務職が遅くまで残業している
これは会社によってよく聞く話ですが、総合職の人にとって事務職の人が残業をしていると帰りにくいということがあります。
新人だけでなく先輩社員も含めて「総合職のほうが忙しく事務職の人のほうが定時で帰りやすい」という先入観がありませんか。総合職のほうが給料ももらっているし、手伝わないとまずいよね・・などです。
ただ、おそらく総合職の人は事務職のサポートができるほど業務を理解していないはずなので、あまり役に立たないケースがほとんどです。
事務職経験者の人に話を聞いたことがありますが「新人や総合職にサポートは期待していない」と思っているようで、人員配置やシステムの使いづらさなど会社に向けられる不満のほうが大きいようです。
新人は事務職の人に気を遣わず、自分の仕事が終われば、早く帰ってもなんの問題もありませんよ。
会社を定時で帰るための工夫3選
「空気の読みすぎといわれても、やはり定時で帰ることには抵抗がある」という方には、次のような工夫をするといいですよ。
①周囲に「手伝える仕事はありませんか?」と声をかける
明日から実践できる一番簡単な方法は、定時の5~10分ほど前でいいので、周囲の先輩に一言「何かお手伝いできる仕事ありますか?」と聞いてみることです。
きっと「ありがとう。今日は大丈夫だよ」と優しい返答が返ってくることでしょう。
この方法は、気遣いという意味で周囲からの印象もとてもいいですし、新入社員としてのやる気も伝わります。
たとえ仕事をお願いされるとしても、新人に任せる仕事は、資料の印刷くらいなどでしょうから、そんなに時間がかからず帰れるでしょう。
②上司に定時の15分前から30分前に業務報告をする
少しハードルは高いですが、毎日上司に業務報告をするようにしましょう。
上司としても新人が何をやっていたのかがはっきり分かりますし、比較的少なくなりがちな新入社員とのコミュニケーションの機会ができるので上司側からも歓迎される可能性が高いです。
会社にメンター制度などがあって、先輩社員が指導担当者としての役割が与えられているような場合には、上司ではなくメンターに対して業務報告を行うことでもいいでしょう。
③飲み会の場などで年齢の近い先輩に聞いてみる
最後の方法は、年齢の近い先輩に相談してみることです。
最近はどの会社も人手不足で職場環境の改善が求められているので、残業時間の削減や有休消化率の向上などを目指していることがおおくなっています。
先輩から部長や上司はどのように考えているのか、先輩たちはどんな工夫をしていたのかなど聞いてみると何かヒントがもらえるかもしませんよ。
新人が帰るときのマナーはコレだけ!
新人が仕事を終わって帰るときは、元気よく「(お疲れさまでした)お先に失礼します!」といって会社を出ましょう。
ただ挨拶をするときの順番にはマナーがあります。
- 役職の上の人から順番に挨拶をします。
- 基本的には順番は課長ぐらいまで意識すればよく、同僚へのあいさつは一人ひとりにする必要はありません。
- 例:部長(支店長) → 直属の上司(課長) → 同僚
コレだけできていれば、新入社員として悪い印象を持たれることはないでしょう。
私の経験からいえば、この挨拶をしている途中に呼び止められて、仕事を任せられるなんてこともありますので、そのときは誠心誠意対応しましょう!
番外編:新人が残業をするメリット
ここまでは、新入社員が定時で帰るための方法について解説しました。
一方で、新人が残業をするメリットもありますので、番外編として紹介します。
給料が増える
残業をする最大のメリットは、給料が増えることです。
今まで残業をしていた新人が定時で帰り始めると、残業代がなくなるため、手取り収入が減ってしまうかもしれません。
世の中には「生活残業」という言葉があるように、生活費を稼ぐために残業をする人さえいるほどです。
プライベートと残業(お金)のバランスは人それぞれなので、自分の価値観を大事に仕事と向き合いましょう!
先輩との接点が増える
残業をすると、次のような形で先輩との接点が増えます。
- 残業時間中の雑談
- 仕事終わりの食事(飲み会)に誘われる
日中よりも残業時間中のほうが、リラックスモードなのか雑談が増えます。また、仕事終わりに飲みに誘われたりすることもおおく、残業をするとしないとでは先輩との接点が変わってきます。
職場でのコミュニケーションを大事にする新入社員にとっては、残業は意外と大切だったりもします。
END.