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- 新卒で車を買っても大丈夫かどうか
- 車を買うための予算
社会人になると、学生時代よりも収入が増えるので車が欲しくなる人も多いのではないでしょうか?
でも車は100万円を超える大きな買い物です。
「新卒で車を買ったために生活が苦しくなってしまった」ということにならないためにも車を買うべきかどうか、慎重に検討するべきでしょう。
この記事では、「新卒で車を買っても大丈夫なのか」についてお答えします。
生活を豊かにするための車にもかかわらず、お金の面で苦しくなっては意味がありません。後悔しないカーライフを送るためにも最後まで読んでみてください。
-- この記事のもくじ --
新卒で車を買うと支払いがきつくなる3つの理由
新卒で車を購入すべきか迷うのは、生活が苦しくなるのではないかという怖さからです。お金のことを考えなければ、車を持持つことで行動の範囲が大きく広がるので、生活は豊かになります。
ここでは、新卒が車を買うと生活がきつくなる理由について確認していきましょう!
1. 新卒は年収が低い
厚生労働省(東京労働局)実施した「令和6年3月 新規学校卒業者の求人初任給調査」の結果によれば、大卒の初任給の平均は21.6万円(東京労働局の調査のため東京で働く人の平均)です。
高卒 | 専修(専門)卒 | 短大卒 | 大卒 | |
初任給 | 18.9万円 | 20.1万円 | 20.2万円 | 21.6万円 |
推定手取月給 | 15~16万円 | 16~17万円 | 16~17万円 | 17~18万円 |
実家暮らしでない限り、家賃がかかるので、実質の手取り額は10万円前後と想像できます。
このデータからも分かる通り、ただでさえ初任給が低い社会人1年目が車を持てば、生活がきつくなることは当然かもしれません。
2. 車は維持費がかかる
車は買って終わりではなく、次のような維持費がかかります。
- 自動車税
- 重量税
- 自賠責保険
- 任意保険
- 車検費用
- ガソリン代
- 駐車場代
これらの維持費には「毎月かかるもの」・「毎年かかるもの」・「3年に1度かかるもの」など様々ですが、毎月に換算する(駐車場代除く)と車の維持費は次のようになります。
軽自動車 | 普通車 | |
毎月の維持費 | 1.0~1.5万円 | 2.0~2.5万円 |
住居が賃貸マンションなどであれば、駐車場代もかかるので、住んでいる場所にもよりますが、更に+1万円前後を覚悟しておきましょう!
3. 貯金がなくなる
新車を購入しようとすると、軽自動車であっても最低100万円以上します。
収入も少なく、学生時代の蓄えしかない社会人1年目が100万円という大金を使えば、貯金なんて一気になります。
貯金が減ってしまうと、精神的な不安にもつながりますし、ほかにほしいモノがあっても何も買えず節約生活を強いられるため、生活に苦しさを感じ始めるでしょう!
新卒の車の予算は年収の半分!
車を購入するときの目安は「年収の半分(50%)」というのが一般的です。
つまり、年収400万円なら車を買う予算は200万円以下となります。
・なぜ年収の半分?
この予算の目安はローンで購入する前提で計算されています。
そのため「無理のない毎月の返済額」が車の予算の目安となります。
・年収の20~25%
例えば200万円の車を5年のローンで買う場合、単純計算で年間の返済は40万円です。
これに加えて、維持費や金利も考慮すると年間の支払額は80万円以上となり、年収400万円の約20%以上に相当します。
・新卒に300万円の車は高すぎる?
300万円の車を購入する目安の年収は600万円なので、新卒には高すぎます。
ただ、次のような方法で無理のない返済額とすることができます。
・頭金を入れる
・残価設定ローンを活用する
・車のサブスクを利用する
これらの方法により、一般的なローンよりも毎月の返済額はおさえられるので、生活を苦しめずに、車選びの幅を広げることができます。
新卒におすすめする車を買う方法3選
新卒におすすめする車を買う方法は、次の3つです。
このような買い方をすることで、毎月の返済額を減らし、余裕のある生活を送ることにつながります。
1. 新卒で実家暮らしなら車を買ってもらう
一番理想なのは、親から車を買ってもらうことです。
親に買ってもらえれば、貯金がなくなることもないので車の維持費のことだけ考えればよくなります。住んでいる場所にもよりますが、軽自動車であれば駐車場代も含めて1~2万円程度で維持できるので、生活がきつくなることはないでしょう。
実家暮らしであれば、実家の車を使わせてもらい、貯金をためてから・給料が増えてから車を買うという選択をしてもいいかもしれません。
2. 車のサブスクを利用する
最近では”車のサブスク”を利用するという選択肢もあります。
サブスクは初期費用がかからないので、親から買ってもらうのと同じように貯金を崩すことなく車を持つことができます。
また、サブスクの魅力は毎月定額であることです。車を購入すると、購入費や車検・税金など、月や年によって支払いにばらつきがでますが、サブスクは定額になるので、予算が立てやすくなります。

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3. 残価設定ローンで購入する
新卒が車を購入するときの一般的な方法はローンでしょう。
ローンには、「銀行ローン」と「ディーラーローン」がありますが、銀行ローンのほうが低金利でお金を貸してくれるので、まずは銀行ローンで検討することをおすすめします。
また、銀行ローンの中にも「一般ローン」と「残価設定ローン」とありますが、神速なら残価設定ローンを選びましょう!
残価を設定することで毎月の支払いをおさえることができます。
- 車両価格:240万円
- 残価:60万円
- 返済期間:5年(60ヶ月)
- 残価なし:毎月の返済4万円(240万円÷60ヶ月)
- 残価あり:毎月の返済3万円(240‐60万円÷60ヶ月)
最終的に残価は精算しなければいけませんが、お金のない新卒にとっては毎月の支払いを抑えることが大切なため、残価設定は有効な手段です。
ただ、最近では新卒が車を購入するときに予算の立てやすさからローンではなくサブスクで検討することが増えています。
初期投資がかからないという面では同じですが、ローンは維持費が定額ではないので、支出計画を立てやすいサブスクが選ばれています。
新卒におすすめの車は?
新卒におすすめの車は、車両価格の安い軽自動車とコンパクトカーです。
車両価格だけでなく、運転経験の浅い新卒にとって小回りが利くこともおすすめポイントの一つになります。
軽自動車(年収300万円以下)
まずおすすめしたいのは軽自動車です。
- 小回りがきいて運転がしやすい
- 車両価格が安い
- 自動車税が安い
- 乗り換えるとき車が高く売れる
収入が少なく、貯金もない社会人1年目にとって車両価格が安いことはとても大きいですし、税金が安いことは維持費の低減にもつながります。
また、軽自動車は乗り換えのときの中古販売で高値がつく傾向があります。昨今、軽自動車はセカンドカーだけでなく、ファミリーカーとして利用されることも増えてきているため需要が高まっており、中古車価格も上がってきています。
おすすめの車種は?

(出典:スズキ)
おすすめの車種は「スズキのジムニー」です。
スズキのジムニーは軽自動車の中で、新車価格が安いわけではありませんが、中古車としての人気が非常に高く、軽自動車の中でも高値が付きやすい車種です。
あとは見た目が気に入るかどうかです。
経済的には非常に魅力のある車種なので、ぜひ検討してみましょう!
コンパクトカー(年収300万円以上)
もう一つのおすすめは、コンパクトカーです。
- コンパクトで運転しやすい
- 車両価格が安い
- 坂道や高速での加速がスムーズ
- 5人乗り
- 車体の耐性が強い
軽自動車と比較されることの多いコンパクトカーですが、乗るとその違いがはっきりします。
まず感じるのが3人以上乗ったときや大きな荷物を載せた時の加速です。軽自動車は排気量が小さいため、運転していると少し物足りません。
また、事故を起こしたときの車体の強度に違いを感じます。事故を起こした時を考えると軽自動車は怖いと感じる人がおおいようです。
おすすめの車種は?

(出典:トヨタ)
コンパクトカーのおすすめ車種は「トヨタのヤリス」です。
日本で一番売れているコンパクトカーであり、燃費や乗り心地、リセールバリューなどあらゆる面で優れていると感じます。
周囲の運転初心者が「ヤリスはコンパクトで運転しやすい」と感じるなど、最初のマイカーに向いているようです。
よくあるQ&A
最後に新卒が車を購入するにあたって、よくあるQ&Aをまとめました。
Q. 実家暮らしなら車を購入しないほうがいいですか?
実家暮らしであれば、車を購入する必要はないでしょう。
ただ、仕事が休みの日も両親が車を使っていて、全く使えないなら車を購入することを検討してもいいかもしれません。
Q. 新卒で中古車はおすすめですか?
中古車は、新車に比べて購入価格を下げることができるので、おすすめです。
ただ、中古車のデメリットは次の2つです。
- 壊れるのが早い
- メンテナンスコストがかかる
トータルでどっちが得か損かは難しいところですが、短期的にはメリットがありますので、新卒で中古車を選択しに入れるのも問題ないでしょう。
Q. 新卒で車通勤なのですが車を買うべきですか?
新卒が車を買うきっかけは「通勤で使う」ということが多いですし、必要に迫られて買わなければいけないので、買うべきですね。
ただ、車を買うお金がない人は、この記事で紹介しているように、銀行ローンや車のサブスクを利用すべきです。

End.