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- 指導してくれない
- 放置されて辛い
- 暇で何をしていいか分からない
新入社員で職場で誰からも指導を受けれず放置されていませんか?
「日中は仕事がなくて辛い!」という話をよく聞きます。
でも職場での放置は、なぜ起きるのでしょか?新入社員からすると「なんで指導してくれないの?」と疑問を持つことでしょう!
この記事では、サラリーマン生活20年の私が、職場で新入社員の放置が起きる理由とその打開策について解説します。
新入社員の放置はなぜ起きる?上司・先輩の頭の中
新入社員にとっては理解できない放置という現実・・・。
しっかりと教育・指導をした方が、早く独り立ちできて会社や部署に貢献できるにもかかわらず、なぜそれをしないのでしょうか?
職場で起こる新入社員の放置の理由を上司・先輩の視点に立って解説します。
1. 忙しい
まず、よくある話として「上司も先輩も自分の仕事で手一杯」という言い分を聞きます。
「将来の自分たちを助けるためにも新入社員の育成に力を入れた方がいいことはわかっているけど、目の前の仕事をこなしながら新人教育をするのは無理!」という状態です。
- 自分でやった方が早い
- やり方を説明するのが面倒
このような職場での上司や先輩は新入社員の教育を後回しにしています。また、忙しさは新入社員にも雰囲気で伝わりますので、能動的に教えてももらえないうえ、新人からも聞きたくても聞けないという悪循環に陥りがちです。
2. 自分たちも放置で育てられた
次に「上司や先輩も放置で育てられた」という理由です。
新入社員の放置は今の時代に始まったことではなく、上司も先輩も新入社員時代に放置されて育てられたのかもしれません。
- 人は放っておいても育つ
- 放っておいても育たない人はたとえ指導しても育たない
このような職場では、上司や先輩は放置を正当化していることになります。ひと昔前は「先輩の背中を見て学ぶ」ということがあったので、そのような指導方法が一番いいと感じているのでしょう。
また本気で「新入社員の育成には放置が正しい」と考えているので、新人教育への関心は高いといえます。
3. 仕事は自分で見つけるものと考えている
3つ目に「仕事は自分で見つけるもの考えている」というパターンです。
このような考えは、プレイヤーとしての能力が高い上司や先輩が持ちがちで、自分と同じレベルを新入社員に求めてしまっている状態です。
- 要点を絞って分からないことを聞きに来い!
- 独り立ちに向けて足りない部分を分析するなどして、今何をするべきか自分で考えられるはず
このような人に「これってどういうことですか」と質問をしても「もう少し自分で考えてから質問した方がいいよ」と突き返されることがあります。
これは決して突き放したり、放置しているわけではなく、自分で考える力を身につけさせようとしているわけです、
新入社員にとっては高い次元を求められてしまい辛いものがありますが、能力の高い先輩の求められるものについていくことができればキャリアアップが期待できるかもしれませんね。
4. 新人教育の経験がない
4つ目は「職場が新入社員を受け入れた経験が少ない」というケースです。
指導する側も経験が浅いので、新入社員を放置しているという感覚を持っていません。
- 新入社員とどう接していいか分からない
- 何をどういう風に教えたらいいか分からない
- 何かあれば相談してほしい(受け身)
今まで新入社員を受け入れたことがない職場ということは、業務上で専門性・高いスキルや経験が問われる可能性があるので、新入社員としては放置教育でついていけるか不安になってしまうかもしれませんね。
5. 新人教育に興味がない
最後に「新入社員の教育に興味がない」という理由です。
先輩社員の中には「自分さえよければいい」「他人には興味がない」という人がどの会社にも一定数いますので、このような人がOJT担当などになると放置されることになります。
- 育てても誰から評価されるわけではない
- 新人が育っても育たなくても自分の仕事が楽になるわけではない
ただ職場の全員が教育に興味がないということは少ないでしょうから、うまく立ち回ることができれば、あまり心配しすぎる必要はありません。
放置はやることがなくて辛い!新入社員ができる打開策は?
ここまでみてきたように、上司や先輩社員が新入社員を放置する原因はおおくあります。
でも放置されていることに対して不満や辛いと感じているから、この記事を読んでくれていると思いますので、状況を改善させるために、新入社員がこれからどう振る舞うべきかを紹介します。
何か行動を起こさなければ何も変わりませんよ!
「本当にやることはありませんか?」
誰かが手を差し伸べてくれるのを待つのではなく、次のような行動をとってみてはどうでしょうか。
- 教えてもらったことを振り返る
- 何が分かっていないか確認する
- 周囲を観察してみる
- 所属部署のフォルダをあさる
特におすすめなのが「所属部署のフォルダをあさる」です。
会社にもよるかもしれませんが、会社や部署のフォルダには過去の社内の申請書・稟議書、営業であれば顧客向けの提案書、事務であればマニュアルなど新入社員の教科書ともいうべきお宝が眠っています。
このフォルダにある資料で「理解できなかったことは何なのか」、「どういう知識が必要なのか」などで自己啓発に取り組むことはできるはずです。
「何を学ばなければならないのか」「覚えなければならないことは何なのか」を自分で考えてみてもいいのではないでしょうか。
職場に年齢の近い先輩や頼れる先輩はいませんか?
まずは相談してみましょう!
- 放置されているがどうしたらいいか?
- もっと指導をしてほしい
- どんなことを今のうちから学んだ方がいいのか?
- 先輩の新入社員時代はどんな感じだったのか?
このようなことをぜひ聞いてみてください。
打開策になるかもしれませんし、何かのヒントをもらえるかもしれませんよ。
最後の手段は、放置されていることを辛いと思わず、何もしなくてもお給料をもらえることを幸せと感じることです。
放置を「辛い」と考える人はとても真面目な性格だと思います。
- 暇が辛い
- 自分の成長を実感できない
- 周りにおいて行かれている気がする
- 心が病む
ただ真面目過ぎると、最後には心が病んでしまうかもしれません。
どうしても何をやっても「放置が辛い!」と感じるなら、少し不真面目に見えるかもしれませんが、深く考えず楽して稼げることを幸せに感じておきましょう!
【ポジティブ思考】私も放置で育った!ほったらかし教育でこそ得られるもの
私も新入社員のころは放置されていました。そんな私だからこそ放置されている苦しみも辛さもよくわかるつもりです。
ただ、今になって思うと「放置されていてよかったな」と思えることもあります。
- 考える力が身に付いた
- 今何をやるべきか自分で考えることができるようになった
- 自分で調べる癖がついた
- 端的に質問できるようになった
「誰も丁寧に教えてくれない」「誰にも頼れない」「質問がしにくい」など放置されている環境下では、こんな悩みがおおくなりますが、この環境下で育った人は周りがいい人ばかりで育った人よりもきっとこんな力が身につくはずです。
今でもある先輩から言われた言葉で、とても大切にしている言葉があります。
今後異動もあるだろうし、転職することもあるかもしれない。
その時に「考えることができる力」があれば、きっとどこに行っても通用する人材になるはず。
だからこそ指示を待ったり、誰かから教えてもらうことを期待するのではなく、自分で考えて行動しなさい!
今思うと確かにその通りだと感じます。
辛い経験をしていれば、将来はきっと今以上にきつい環境はきっとないはずですし、一皮むけた成長を遂げているはずですので、今を乗り切りましょう!
最後の手段は退職しかない!
辛い今の環境を打開する策やポジティブ思考について、解説してきましたが、どうしても今の環境が辛いという方は、早く退職した方がいいかもしれません。
- 仕事がすべてではありません
- 今の職場がすべてでもありません
- 同じ職場で働き続けることが素晴らしいことではありません
- 退職・転職は逃げではありません
放置が辛くて我慢できないと考えるなら、早めの転職がおすすめです。
END.